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ユリが種をまく日は… |
11月30日、空地にタカサゴユリが咲いていました。 夏に咲く花なので完全なくるい咲きですね。 おもしろがっていると、まわりにタカサゴユリの実をいくつか見つけました。 まだ3時半頃なのですが、日ざしが橙色をおびています。 カラカラに乾いた実の中をのぞくと… 種が入っていました。 綿毛のようなものは風で飛ばされてきた他の植物の種です。 いくつかのユリの実の中をのぞいてみたのですが… あれっ…からっぽのがある… 誰かが出してしまったのかな?ん!わかりました♪ 確かに実はわれていますが、横のわれ目は、アミアミになっているので… ちょっとぐらい揺れたくらいでは種は外に出ない… さて種はどうやって外に出たのでしょうか。 ユリの種を実から無理やり出して確認してみると… 案の定… 1cmほどでペラペラ、撮影しようと地面に置いたとたんに… 風にさらわれていきました。急いで撮影(露出が〜) 私は、ユリって、あったまいい〜と思ってしまったのですが、 あの実に入ったアミアミのスリットには意味があったんですね。 風がスリットから進入し種を浮かせて飛ばす… それ以外には種が外に出る方法は見当たらない。 風がかなり強くないと種は外に出ず、種が湿っていて重くてもダメ。 それだけに種が外に出る日は、風によって種が遠くまで飛ばされる条件が そろった日になるんですね。自然ってスゴイですね〜 (とりあえず、私の推論です。完全には信用なさらないでくださいね。) |
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