はぁっくしょい!…
え〜花粉症…。私はといえば、あいかわらずのクロマニヨン?で、この華麗なる現代病
には、かかっておりません。あしからず。(不遜?ですがちょっと憧れたりもします…)

スギ花粉症、現在(2002年)、日本人の10人に1人、東京では5人に1人がかかっている
というメジャーなものなのですが…このスギ花粉症に悩まされているのは、日本だけ…
だそうです。つまり、外国にはスギ花粉症は存在しないそうです。(なんで?)


《紅葉、写真左上にスギの林》
理由は単純明快で、スギは外国にはないから…
外国にも○○杉とかいわれているのがあるじゃないかと
思われる方もいらっしゃると思いますが、その杉とよば
れているものは、スギ科の仲間ではないそうです。

しかし、昔から日本にスギはあったのに、なぜ今、という
疑問があります。さまざまな要因が考えられているものの
これだ!という主原因は、しぼりこめていないようです。
生活環境の変化であることは、間違いないそうですが…

高度成長の遺物?といったところでしょうか。
スギは植林されてから、40年後くらいに最も活発に
花粉を出すようになるそうです。
悪いお知らせですが…今から40年ほど前が、スギの
植林がもっとも盛んに行なわれた時期だそうです。

いいお知らせを一つ、現在、花粉が出にくいように改良されたスギができて、植林される
ようになってきているようです。これから先、生まれくる子供たちは、花粉症に悩まされる
ことがなくなるかもしれませんね。

ただ、放置され、枝がのび放題、花粉とばし放題のスギの伐採も思うように進んでない
とのこと。40歳のはたらきざかり?のスギが年をとり、あまり花粉を出さなくなるのは、
90歳になったくらいからだそうです。

さて、アメリカにも花粉症はあります。ひっかけのような気もしますが、今までの話は、
スギ花粉症です。アメリカにあるのはブタクサ花粉症です。この「ブタクサ」、キク科の
仲間なのですが、日本にも帰化していおり、秋の花粉症の原因の一つとなっています。


《ヨモギの花》

《カナムグラの花》

その他の原因植物は、キク科のヨモギ・カナムグラあるいはイネ科の植物だそうです。
これらの植物の共通点は、風媒花(風が吹くと花粉がとび、受粉する)だということです。
(秋の花粉症は発症率が低いということなので必要以上に心配なさらないでください。)


《セイタカアワダチソウの花のアップ》
私の知人にセイタカアワダチソウを称して
「黄色い悪魔」と言っていた人もいましたが、
以上のことを考えると、容疑はうすいようです。

この花は、虫媒花(虫に花粉を運んでもらい
受粉する)なので、あまり花粉はとびません。

しかしキク科の植物ではあります。セイタカアワ
ダチソウの群生の中に入って、花粉を吸うのは
あまりよくないとのことです。

私はやりました…傷つけないように気をつけながら、セイタカアワダチソウを
かきわけ…かきわけ…それでも平気だった私は、やっぱりクロマニヨン…?
かかりやすい人は、ご注意ください。

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