花びらもがくもない花? | ||||||||||||
花といえば…「がく」があって〜その上に「花びら(花弁)」があって〜 真ん中に、「雄しべ」と「雌しべ」でしょ?(わたしの記憶が確かならば…) しかし、花は身近なものでもいろいろあって一筋縄ではなかなかうまくいかないようです。 そんな花をちょっとご紹介していこうと思います。
タデ科タデ属のイヌタデは空地など、どこでも咲いている花ですね。写真を見て…私も、 ちゃんと花びらが、あるじゃないかと思うのですが…これは花びらではないそうなのです。
花被というのは、花びらと「がく」の両方をさす言葉だということです。 花被という言葉を使うのは、花びらのように見えるものを「がく」というのは、 まぎらわしいからでしょうか。 さて、「花びらもがくもない花」(だんだん、ネタばれしてきてしまったような気もしますが…)
さて、どうして、花びらを持たない花が、あたかも花びらのようなものを持つのか… 「フフフフッ…花は、私に見られたくて、必死に鮮やかに咲いているのよ♪」なんて… ことは、残念ながらありません。 花の受粉をお手伝いする昆虫さんたちから見て目立つように発達してきたのでしょうね。 余談ですが…最も古い花の化石をみると、どうも雄しべと雌しべだけの花なのだそうです。 ただ単に花びらのあるものが、みつかっていないだけかもしれませんが… この事実だけを考えれば、進化の過程で「がく」そして花びらを獲得した花があって、また 一方で、ドクダミなどのように他の道をだどったものがあったということになるのでしょうか。 |
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