姫vs鬼の1回戦、もちろん鬼が勝つと思いきや…姫の圧勝!(なんだ、なんだ?)
この2つに共通するものはユリ?…他には見当たりませんでした。
(う〜ん、難しい…。お分かりになったでしょうか?)
《写真:コオニユリ》 |
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ヒメユリ、オニユリ…
花の名前の頭に姫、鬼どちらが多く
つくかという勝負だったのですが…
私の図鑑では71対15で姫の勝ちでした。
(そんなの数える私は何者?)
それ以外のものを合わせても
鬼は50種ほどだということです。
しかし、けっこうあるものですね。 |
「ヒメ」というと一般的には?「美しい」花につけるというイメージがありますが、
どちらかというと、「小さい」という意味でつけられるケースが多いようです。
《写真奥の赤い花が、ヒメオドリコソウ》 |
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例えばヒメオドリコソウ。他の花がうらやむ
ような素敵な名前ではありませんか!
名前だけに、イメージダウンでしょうか。
この花も、なかなかいいんですが…
文字通り「踊子」の花笠をまとったような
オドリコソウという花があり、その仲間で
花が「小さい」ということから、この名が
ついたのだそうです。 |
その他、ヤブランより全体的に「小さい」ヒメヤブランなどもこの例ですね。
《ヤブラン》 |
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《ヒメヤブラン》 |
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「オニ」は、およそ「ヒメ」とは反対の意味で「荒々しい」とか「大きい」花につけられる
という傾向があるようです。
《オニタビラコ》 |
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オニタビラコを見て意外な感じを
もたれる方もあると思います。
特に「荒々しい」とか「大きい」わけでもなく…
かえって弱々しい感じをうけます。
地面をはうように背の小さいタビラコという
花があり、その花との比較で背が「大きい」
ことから、この名がついたのだそうです。 |
それにしても姫と鬼、同じ花として生まれながら、えらい呼ばれ方の違いですね。
鬼が、かわいそうだということで、2回戦は鬼の勝ちということで丸くおさめましょう。 |