名誉?ある撤退…?(掲示板の質問に答えて)
いや〜…きれいですね。1年ほど前にフイルムで撮った写真を見てつくづく…。
それもそのはず、35mmのフイルム(ISO100)の解像力は、画素数に無理やり
換算すると,3000万画素以上にもなるとのこと…そこまでとは知りませんでした。

まあ、人間の目にとって、そこまでの細かさが必要かどうかはわかりませんが…
デジカメやプリンタの性能もどんどんよくなって、なかなかいいプリントも手軽に得られる
ようになってきたのも確かです。

さて、パソコンの画面上の画像についてはどうでしょう。
私のB5ノートパソコンの画面が800×600ピクセル、画素数に換算して48万画素…


《草むらに溶け込みそうなヒメムカシヨモギ》
左の画像で240×180ピクセル、43200画素。
今、私のパソコン画面には約63×47mmで
表示されています。これは63×47mmの中に
4320個のドットがあるということ。
けっこう多い気もするのですが…

計算すると1mmの長さにドットが3〜4個並んで
いるだけ、ドットの大きさは約0.26×0.26mm。
この一つのドットが一つの色を表示します。
細かいものの表示は期待できませんね。

さらに、通常デジカメは画像をファイン、ノーマルやSHQ、HQなど画質を設定して、
どの画像も同じ圧縮率(JPEGなど)で保存していきます。しかし …細かい複雑な画像
ほど圧縮に対して画質の劣化が激しいということです。(やっぱりそうか…)


《ヒメムカシヨモギの花のつきかた》

《ヒメムカシヨモギの花》

アップにしていって画像を単純にしていくほど、クリアに見えるのは、そのためだったの
ですね。おかしいなと思ってはいたのですが…

何も知らなかった私は、撮影の仕方が悪いのではないかと疑って、いろいろ試して
みたのですが、若干の効果がみられるものの、決定的な解決にはなりませんでした。
一応、私の試みと結果、考察を書いておきます。(Cは事後に気づいたこと。)

@背景をぼかす(望遠にする、F値を小さくする、背景との距離をとる)
A背景が暗くなるように撮る(光の条件を読む)
撮りたいものが細かい場合、背景との差別化はできるが、鮮明に写るとはいえない。
加えて@は35mmのフイルムと比べ、CCDの面積が小さいため、ボケの効果がうすい。

B画像の編集でコントラストを上げる。
効果がある場合もあるが、かえって下げた方が見やすくなる場合もある。
また、明るさやシャープネスについても同様。画像の特性によって違うので、
効果を確かめながら調整することになる。

Cドットの粗さはどうしようもありませんが、圧縮による劣化に対しては、デジカメで圧縮
しない(TIFFなど)ように設定する手もあります。しかし、データは、かなり重くなります。
ホームページで重い画像を使うわけにはいかないので、とりあえず私はあきらめます。
でも印刷に使う画像の撮影には使えそうですね。いいことを知りました。


《カワヅザクラの木と花のアップ》
こうやって検証?してみると、ホームページでは倍率を変えて撮影したものを数枚、組み合わせて見せるのが、やはり得策かなと思います。

また、私はあまりやりませんが、ソフトを使えば工夫しだいで、左の画像のように、いろいろな加工が自分でできるのもデジタルのよさですね。

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