めっかっちゃった…
人にも、「こんな所では、絶対、人に見つかりたくない。」という場所があると思います。
ありますよね!(私はいたって公明正大?ですが…)…例えば…おっと、

本題に入ります。不幸にも、そんなところで、めっかっちゃった花があるんです。


《ハキダメギク、花の近接写真》
「ハキダメギク(掃溜菊)」…ご推察のとおり、
「はきだめ」で見つかってしまいました。

だからって…ちょっと、牧野さん!
そのまんまじゃないですか…

「はきだめ」というのはゴミ捨て場のことです。

ちなみに、大正時代の東京は世田谷の
ゴミ捨て場で、めっかっちゃったそうです。

また、ちなみに、牧野さんとは、牧野富太郎博士、日本で初めての植物学者だそうで、
ハキダメギクの命名者でもあります。

牧野博士が命名した植物は2500種以上といいますから…2500の命名…
(ゆうこ、あいこ、りょうこ、けいこ、まちこ、かずみ、ひろこ、まゆみ…大変だ…)
まあ、安直になるのも分かる気がします。

好意的に考えるならば、「ハキダメにツル」ならぬ「ハキダメにキク」ということでしょうか。
こう理解しておけば(たぶん違いますが…)双方とも顔がたつというものですね。?
「はきだめに鶴」…つまらない所にすぐれた者が現れたたとえ(岩波国語辞典)
(ゴミ捨て場の顔はたちませんね。)


《ハキダメギク、全体のようす》
このハキダメギク、中南米出身で今では世界中
に広まっているというやり手のようです。

イギリスでは、kew weed(キュー・ウィード)と
よばれているそうです。
キューというのはキュー植物園のことで、
ウィードというのは雑草のことです。
キュー植物園で栽培されていたものが逃げて
雑草化したことから、こうよばれるように
なったという話です。

ゴミ捨て場に、よく生えているという話も聞きますが、そんなところばかりではなく、
様々な場所に生えています。この写真は自然公園内の小川のほとりで撮影しました。

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