おしゃれな花が今!
「帰化植物」という言葉をご存知かと思います。
日本からみた場合、
「海外から人の行為によって日本に運ばれ、野生化した植物」という意味になります。

その「人の行為」というのには、いくつかあると思うのですが、大きく分けると、
意図的に持ち込まれたものと、意図せずに持ち込まれたものとに分けられます。

前者には、園芸用として持ち込まれたものなどがあげられます。
これは、持ち込まれた時点では野生化はしていないので「帰化植物」といわれるのは、
もう少し後のことになります。


《ハルジオン》
例えば、ハルジオンなんかは、今は雑草の
代表みたいなもので、そういえば、
最近(2001.11月時点)、バンプ・オブ・チキンが
同タイトルの歌を出していましたね。

(ちらっとしか見ていないのですが、
ビデオクリップに出ていた花は、
本当にハルジオンでしょうか?)


《ヒメジョオン》
ハルジオンと似ているヒメジョオンなんかは、
明治維新のころ渡来して、
「柳葉姫菊」などというたいそうな名前まで
いただいて珍重されていたそうです。

ハルジオンとヒメジョオンの見分けには、
様々あるようですが、私の場合、
花をよく見るので、そこで見分けます。

花びらが多く、花びらの先がほのかに

ピンクがかっている方がハルジオンです。
(ほとんど白の場合もありますので、ご注意を…)

2種とも北アメリカ原産ということなので、いってみれば
「観賞用というきれいなドレスを着て、来日した青い目をしたご令嬢」
ということになります。(ちょっと、たとえがつらいでしょうか…)

それが今は雑草として道端や野原を闊歩(本当に歩いていたら怖いですが…)
しているのですから、お得だとは思いませんか?


《セイタカアワダチソウ》
申し遅れましたが、ちまたで悪名の高い
セイタカアワダチソウも、もともとは、
前の2種と同様に、北アメリカから観賞用として
渡ってきたご令嬢です。

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