お食事中の方は…
まさか、食べ物をほおばりながら、ネットしている人はいないと思うのですが…
いえいえ、責めているのではなくて、この文を読まない方がいいのかな…と
まあ、それほど(どれほど?)いやな話にはならないと思いますが…

食べ物にも似たような名のものがあって、みなさん気にしないで食べていますよね。
あ、そういえば2002年の干支ですね。さて、雑談はこのくらいにして…

本題に入って、花の方の話を…ヘレンケラーには及びませんが、こちらは二重苦です。
屁(へ…おならです。)と糞(くそ…すいません。んこ…です。)、この2つをあわせもつ
不幸な花のお話です。

その花は、屁(へ)糞(くそ)蔓(かずら)…ヘクソカズラ、あんまりではありませんか。
この花、どうして…こんな名前がつけられてしまったかというと…


《ヘクソカズラ》
見た目とは、あまり関係がありません。
近づいてみてもほとんど変化はありません。

ただ、この花や葉、実をもんだりすると、
もう、お気づきでしょう…
屁糞のにほひ、かほりがするのだそうです。

誰が何の目的があってそんなことをしたのかは知りませんが、いつの時代も物好きな人はいるものですね…なにも…もまなくても…

万葉集でも、ヘクソカズラは「クソカズラ」と歌にまでよまれてしまっていますが、
へクソカズラには早乙女蔓(サオトメカズラ)や灸花(ヤイトバナ)という別名もあります。


《ヘクソカズラの花》
サオトメカズラは、花を早乙女のかぶる笠に
見立て、名づけられたということです。

早乙女といっても、「もんどのすけ」さんのこと
ではなく(…あ)、田植えをする若い女の人の
ことを早乙女というのだそうです。

ヤイトバナは、花の中央がヤイトのあとに似て
いることから、名づけられたということです。
ヤイトとは、お灸(おきゅう)のことです。

なぜ、こちらが別名になってしまったのでしょう。おもしろくないから?(…おそらく)
長い年月呼び続けられなければならないことを考えれば、屁糞のインパクトの前には、
…早乙女も灸も、もはや無力だった…といったところかもしれませんね。

ちなみに、蔓(かずら)は、「つる」とも読み、つる植物の総称として使われています。

そうそう、最初に書いた食べ物「バフンウニ(馬糞海胆)」のことですが…
こちらは、もちろん匂いではなく、形が馬糞に似ているから、この名がついたようなので
ご安心を…といってもその形が分かるものが、私のような庶民の前に出てくるのは年に
1回もないでしょう…食べたい…高い…文字通り?これが高嶺(値)の糞ですね…
重ね重ね失礼しました。

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