ショウブはショウブじゃない? |
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ビックリしました。(驚きました?…失礼しました。) 今年(2001年)の5月、ショウブのことを調べようと思い、図鑑のページを開いたところ… まったく知らない、えたいも知れない植物の写真がそこにあるではありませんか!
一件落着というところで、また問題発生。(いやはや…表現が古いか…) 「ショウブ」を漢字で書くと「菖蒲」ですよね。(書けといわれても書けませんが…) 万葉集に出る「菖蒲」は「アヤメ」と読み、これは最初にご紹介した、 花が黄色い棒状の「ショウブ」のことをさしているそうなんです。(ん?…) ま…まあ、昔のことはさておき(…逃げた。) 花が黄色い棒状の「ショウブ」はサトイモ科、それから、 互いによく似ている「アヤメ」「ノハナショウブ」「カキツバタ」などは、アヤメ科になります。 アヤメ科の3種ですが、おおよそ「カキツバタ」が水辺、「ノハナショウブ」が 水辺や湿地、「アヤメ」がやや乾いた草地を、それぞれ好むそうです。 どの花も基本的に紫色をしているのですが、「アヤメ」は花びらに網目状の模様が あり(そこから「文目」→「アヤメ」となったそうです。)、「カキツバタ」は花びらに白、 「ノハナショウブ」は淡い黄色のすじがあります。 最後に園芸植物の「ハナショウブ」ですが、江戸時代から園芸化が始まったそうで、 今では花びらの形から色まで様々なものがあります。 (万葉のころ、「アヤメ」は、なんと呼ばれていたのか…疑問を残しつつ) |
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