タデ食う虫もすきずき?
「蓼食う虫も好き好き」漢字で書くと「すきすき」と読めてしまうんですね。
日本語って難しいですね。食われることを心待ちにしている私です。(おいおい。)

この故事(=ことわざ?)、一度は耳にしたことがあると思うのですが、
私は、タデというのは大変まずく、ほとんどの虫は食わないし、いはんや人間をやと
(いきなり古文になってしまいました。)と考えていました。あにはからんや(…)

国語辞典を引いてみると、タデは「まずい」のではなくて「からい」のだそうです。
「からいタデを食べる虫もあるように、人間の好みはさまざまだ」(岩波国語辞典)


《ヤナギタデ》
ここに出てくるタデというのは、タデの仲間でも
ヤナギタデのことをさしているということです。
このヤナギタデは葉が、からいのだそうです。

また、鮎料理に欠かせないタデ酢というのを
つくるために栽培されていて、若い双葉は、
刺身のつまに使われたりするそうです。
特有の香りと辛味が好まれるそうですが、
私には食した記憶がありません。
(違いの分からない男…何食っても一緒です。)

《イヌタデ》
余談ですが、そのタデに犬がつくと、葉に辛味が
なく、役に立たないという意味で名がつけられた
イヌタデになります。(「犬と呼ばれて…」参照)

ある資料では、イヌタデ(犬蓼)に否蓼という
漢字があてられていました。同じ意味ですね。

このイヌタデにも小さな花があるのですが、
タデの仲間には、花らしい花?をもつ
サクラタデやヤノネグサなんかもあります。

《サクラタデ》

《ヤノネグサ》

イヌタデも、なかなか、かわいらしい(と私は思う…)花をつけるのですが、
こうして見るとタデ科の花もなかなかいいですね。

ミゾソバなんかもタデ科の仲間でなのですが、ミゾソバ(溝蕎麦…)そうなんですね、
ツルツル食べる蕎麦(ソバ)もタデ科の仲間なんですね。


《ミゾソバ》

《ソバの畑》

数あるタデ科の中でも「タデ食う虫もすきずき」のタデはヤナギタデだったということで
(どうやって締めようか考えてはみたのですが…う〜ん。)終わります…

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